本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
暗闇はささやく アイリス・ジョハンセン & ロイ・ジョハンセン
2016年12月09日 (金) 14:49 | 編集

暗闇はささやく (MIRA文庫)
2016/9/8
アイリス・ジョハンセン ロイ・ジョハンセン (著), 瀬野 莉子 (翻訳)

---楽天---




暗闇はささやく 

アイリス・ジョハンセン & ロイ・ジョハンセン

音楽療法士のケンドラは、生まれてから20年ものあいだ失明状態にあった。彼女にとって世界は暗闇-そのため嗅覚と触覚が人間離れするほどに研ぎ澄まされ、手術が成功して目が見えるようになってからは、その洞察力を生かして数々の事件捜査にも協力してきた。ただ性格上、被害者に心を寄り添わせてしまうがゆえに精神的に疲弊し、今は完全に手を引いていたが、そんなケンドラの前にある殺人事件の捜査協力を求め、FBIから派遣されたアダムが現れる。アダムは冷徹な手腕で他人を意のままに動かす、“人形使い"として有名で…。
----------------------
copyright 2013
Close your eyes

二見書房でおなじみの作家アイリス・ジョハンセンが、MIRA文庫に登場です。(お買い間違いのないように!)
『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー入りのアイリス(母)&ロイ(息子)での共著です。
wiki/アイリス・ジョハンセン
FBI顔負けの超人的な洞察力で犯人を追い詰めていくサスペンスものです。
次々と言い当てて男たちをへこませたり、解決への手がかりを見つけるところは爽快感があり、サスペンスとしては非常に出来が良く読み応えのある作品。
二人でアイディアを固めたあと数章ずつ交互に続きを書いたそうで、そのあたり、お互いに惹かれそうで距離をおいて事件に集中する主人公たちに現れていると感じた。
なので、ロマンスものとして読むとかなり淡白。
ロマサスらしい熱い情熱の火花を期待すると方向性がちょっと違うかも。布石の一巻目ということで続刊に期待かしら?
怒涛の展開と最後まで続く緊張感に、久しぶりにサスペンス読んだぁ〜と感じた。

あらすじ
「きみについて聞いたことが本当なら、もうぼくについてかなりのことを知っているんじゃないかな」

「ぼくが誰か、教えてくれないか」

ケンドラは警戒しながら男を見つめた。確かに彼が部屋に入ってきてからいくつか気づいたことがあったが、彼の存在感に圧倒されて頭から消えてしまった。これほど短い時間で他人を強烈に引きつける力を持つ人はそう多くない。この男性は長年の経験で培った手腕と技でその力を利用している、という気がした。面倒な相手だ。これ以上わたしの人生に面倒なことは必要ない。

「もうすぐ次の生徒が来るんです。申し訳ないけれど、ゲームをしている暇はないの」

「これはゲームじゃない。付き合ってもらうよ」


冒頭の経緯。音楽療法士ケンドラのもとに男が現れた。胎児期の角膜変性が原因で、生まれつき目が不自由だったケンドラだが、医療の進歩と恩恵から目がみえるように。そのため、ケンドラは人と違った鋭い洞察力を持っている。
ケンドラは、男の望みどおりFBIから派遣されたこと、身体的特徴や経緯をずばりと言い当てた。アダムは人を操る”人形使い”の異名をもつ人物で、その名のとおり、人を思い通りに動かそうとする。
もちろん、ケンドラは再びFBIに力を貸すつもりはなかった。友人ジェフ・ステッドラーに利用されてからは。しかし、アダムからジェフが行方不明だと聞かされ…。

行方不明のジェフが捜査していた連続殺人事件は、殺された遺体の中に早期に老化させる謎の物質が存在していた。ケンドラは彼の部屋のカーペットが変えられていたことを鋭く見抜き…

ジェフの想いとは裏腹にケンドラは友人でいたかった。しかし、ジェフはケンドラに好意を示しながらも、己の正義のためにケンドラを利用することを厭わない人物だった。同じようにアダムもケンドラを利用することに躊躇しない人物。
だが事件が深刻化するにつれて、アダムに反発し恐れながらも、ケンドラ自身も己の全ての能力を使える場所を求めていたことを、友人の犠牲など様々な葛藤を経て気づいていく…という展開。

で……

ジェフに全部もっていかれたナ。
ヒーローは今後ヒーローらしくなるのか、恋の火花は!?…是非続刊も読みたい。

海外ロマンス 読了一覧



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ★参考になったらぽちっと★
関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク