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メイフェアの不運な花嫁  英国貴族の結婚騒動 M.C.ビートン
2016年12月19日 (月) 23:16 | 編集

メイフェアの不運な花嫁 英国貴族の結婚騒動 (ラズベリーブックス)
2015/4/10
M.C.ビートン (著), 桐谷 知未 (翻訳)

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メイフェアの不運な花嫁 
英国貴族の結婚騒動

M.C.ビートン

“不運な屋敷”―ロンドンの高級住宅街メイフェアの、ある屋敷はそう呼ばれていた。なぜかその屋敷を借ると、みな不幸に見舞われるのだ。そのため家賃は安くても借り手がつかない。そこで働く使用人たちも、喜劇役者のような執事、怒れる料理人、気取り屋の従僕など、くせ者ぞろい。そんな悪評を知らずに屋敷を借りたフィオナという美しい娘と後見人が花婿探しのためにやってくる。彼女は貴族と結婚するために社交界にデビューする気らしいのだが、ぼんやりしていて何を考えているのかよくわからない。誰もが彼女のことを美しいだけの娘と思っていたが―。個性豊かな使用人たちが活躍する、『ダウントン・アビー』ファン必読のシリーズ!
—————————
copyright 1986
The Mister of Mayfair

"『ダウントン・アビー』ファン必読のシリーズ!"
という煽り文句からなんとなく手に取ってしまったという庶民の一人です。
どのように関連して、どうして必読なのか、さっぱりわからないままですが内容の紹介に移らせてもらいます。

探偵物のアガサ・レーズンのシリーズで人気の作家さんが描く、ロマンス小説です。
観察眼の鋭い作者らしい客観的な視点で物語は進みますが、あくまで“不運な屋敷”での人間模様とロマンスであることをお忘れなく。探偵物ではありません。
ヒロインのラブストーリーは王道ですが、それをとりまくメイフェアの“不運な屋敷”の使用人達の言動が物語に花を添えており、喜劇的な要素のある楽しい作品。
主人公視点からのロマンス小説を読み慣れているだけに、古典的ともいえる視点からのロマンスというのも新鮮だった。
中編二作品。『メイフェアの不運な花嫁』『メイフェアの勇敢なシンデレラ』

あらすじ
●メイフェアの不運な花嫁
貴族から皿洗いのメイドまで誰もが迷信深かった時代、67番地は”不運”の烙印を押されていた。屋敷の持ち主は、年若い、第10代ペラム公爵だった。第9代公爵はその屋敷で首をつって自殺していた。公爵の死後、ある家族が入居したが、賭博で財産を失い、そのあとに入居した家族は、若く美しい娘クララがグリーンパークで死んでいるのが見つかったのだ。
そんなわけで、入居者を失った67番地の使用人たちは、惨めな状況に陥った。働き手の雇用に責任を負っている腹黒い代理人ジョナス・パーマーによって低賃金で雇われながらも、弱みを握られ事情を抱えた屋敷の使用人たちは、行くあてもない。彼らは結束し、ある意味家族のように身を寄せ合い、入居者を待っていた。

酒飲みのシンクレア氏は、手持ちの金を飲み果たし、死の淵にいる兄の金をあてにしていた。だが、遺産は全て寄付され、シンクレア氏に遺されたのは美しい娘の後見人という名誉だけ。フィオナ・シンクレアと名乗る娘はぼんやりとした娘を前に途方にくれたシンクレア氏だが、そのとき、ひとつの広告が紙面から飛び出したように見えた。

「社交シーズンの貸家あり」
紳士の邸宅。
メイフェア、クラージズ通り67番地。


●メイフェアの勇敢なシンデレラ
新たな借り手である一家のハート夫人は姉のユーフィミアを可愛がり、妹ジェーンを”不器量”だと冷たくあしらう。けれど、ジェーンは憧れのトレガーサン卿と過ごすことができて…

1話目で令嬢に胸を貸し、男前な姿を見せた執事のレインバード。だが、新たに入居した一家が連れてきたフランス人の侍女に熱をあげはじめ、そんな彼の姿に女性陣はモヤモヤ。
一方、ジェーンはトレガーサン卿と友人になり、メイフェアの不運な屋敷の原因の一つである殺されたクララの謎を追い始めることに…という展開。

登場人物が多くバタバタした展開の割に、どのキャラも印象深いので混乱することもなく、楽しく読了。
嫌なものに蓋をすることもなく当時の時代背景を描写しているので、使用人たちの困窮や見栄が喜劇的でロマンチックでありながら、当時の暗い時代背景もうまく織り込んでいて、印象に残る作品だった。
私は、1話目のお話が好き。

海外ロマンス 読了一覧


メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動 (ラズベリーブックス)
2016/10/11
M.C.ビートン (著), 桐谷 知未 (翻訳)




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