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せつない献身 テレサ カーペンター
2017年01月12日 (木) 12:14 | 編集

せつない献身 (ハーレクイン・イマージュ)
2016/9/29
テレサ カーペンター (著), Teresa Carpenter (原著), 秋庭 葉瑠 (翻訳)

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せつない献身

テレサ カーペンター

グレースは亡き父の跡を継いで保安官として懸命に働いてきたが、今日を最後に仕事をやめ、新しい人生を歩むつもりだった。その夜、彼女は記憶喪失に陥った魅力的な男性を保護した。何か思い出そうとするたびに頭痛に襲われる彼を放っておけず、献身的に世話をするうち、いつしか特別な想いを寄せるようになった。ところが、やがて衝撃の事実が判明する―彼の正体はとてつもない大富豪実業家だったのだ!それでもグレースは、いまだ記憶の戻らない彼を支え続けることにする。記憶が戻った瞬間、自分は“用済み”になると知りながら…。(I-2437)
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copyright 2015
His Unforgettable Fiancée

カリフォルニア生まれの作家さんです。アメリカロマンスらしい快活で軽快な雰囲気のなかにある、女心がちょっぴり切ないロマ。(乙女な雰囲気ではない)
行きがかり上、面倒をみることになってしまった男は何者なのか? 
事件の真相が気になってくるところなのだが、そのあたりのサスペンス要素は肩透かしをくらうので、サスペンスではないのだと念頭においておくと読みやすい。

あらすじ
仕事はいつもどおりだ。とはいえ、グレースの場合はあと一時間ちょっとで拳銃とバッジを返し、保安官の任務が終了する。
亡き父の後任として任期まで保安官として働いてきた。だが、保安官選挙で負けたグレースは、まもなく町を出る。
酔っ払いとして連行された男性について何も調べていない検挙手続きの不備に、グレースは肩をこわばらせた。でも、彼女はもうここの保安官ではなくなる。
グレースは海軍で下士官として指揮し、訓練に当たってきた。海軍の規律と統率が懐かしい。
頭に怪我をしている男を病院に連れて行った。男は記憶がなく、胸には治りかかけの刺された傷がある。
病院に保安官から電話があった。なんてこと、怪我をした囚人を釈放することをなんとも思っていないようだ。

「保安官としての任期は終わったの。午前零時を過ぎてからは自由気ままな身よ」

「どうしてそこまでしてくれる?」「僕に対してなんの借りもないのに」


冒頭の経緯。グレースは町のために法を守ってきたつもりだった。だが、選挙で負け、今夜町を出る。記憶を失った男を大きな施設の病院へ連れて行き、知り合いのFBIのツテを頼りに手がかりを探すことに。
男は高価な腕時計をしていた。
  僕は人に従うのではなく、責任を負う側の人間だったのがわかる。あのカルティエの時計がそれを物語っている  

中盤、彼は身元を自力で割り出すが、大富豪という地位の中で記憶を無くしていることを隠そうと考える。何者かに狙われているだけに、唯一心を許すグレースを引き止め…。
というわけで、グレースとしては短い時間での切ないロマンスとなるのだが、面白くなってきたところで、犯人に関してはまったくノータッチで終わるので、気になってしまう。
ロマとしては満足。
今後が楽しみな作家さん。

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