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無口な男爵の甘いキス エリー マクドナルド
2017年05月16日 (火) 17:28 | 編集
無口な男爵の甘いキス (MIRA文庫)2017/2/15
エリー マクドナルド (著)

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無口な男爵の甘いキス 

エリー マクドナルド

雇い主である子爵夫妻が突然事故で亡くなり、家庭教師のボニーは遺された二人の子供の面倒を見ている。子爵の代理人が賃金を支払わないせいで使用人の多くは次々と去っていったが、傷ついた幼い兄弟を置いていくことなどできるはずもなく、ボニーは無給で二人に仕えていた。前子爵の親友だという後見人が到着すれば、子供たちも少しは落ち着くかもしれない。だが彼女の前に現れたのは、堅苦しく気難しそうなスティーブン卿。しかも、子供たちを思うあまり身分をわきまえずに意見を口にしたボニーを目障りに思っているようで…。(MIRA EM01-02)
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copyright 2013
The governess club:Bonnie

それぞれの事情を抱え、自立した生活を夢見る女子4人が、家庭教師クラブを結成…という家庭教師シリーズの2巻目。
ほっこりした雰囲気のヒストリカルロマです。1巻目を読んでいないのだが、単品で楽しめた。
ページ数は少ないので手に取りやすい文字量。でも私にはちょっと物足りなかった。王道なストーリーで外れ感は少ないけどね。

あらすじ 1822年
もちろん、そういう心の傷を癒したいなら、ダローゲイトを早く去るのがいちばんだとわかっています。だけど今の状態で、どうしてもヘンリーとアーサーを放っておくことはできません。たとえ今の状態で  
<家庭教師クラブ>のメンバーなのに、今回そちらへ行けなくて残念です。どうかルイーザとサラにもそう伝えてね。

体のうしろで手を組み、まっすぐに立つと、スティーブンは真新しい墓をじっと見つめた。友人とその妻が眠る墓だ。
喉にせり上がってくる熱いかたまりをどうにか飲み下し、静かな声で話しかける。
「友よ、本当に残念だ。もう少し早くここへたどり着いていればよかった……」
やらなければならないことが山ほどある。中でも一番にすべきは、あの家庭教師と話をすることだ。
だが、呼ばれた家庭教師は子供たちも連れてきた。昼食の最中に残してくることができなかったという。従者かメイドに面倒をみさせればいいというスティーブンの言葉に、家庭教師は先日より従順に従った。
だが、信じられないことに、やってきた従者たちに外へ連れていかれそうになると、子供たちはとんでもない大騒ぎをはじめた。
ヘンリーは、まさに8歳にしかできない捨て身の抵抗で家庭教師の足にしがみつき、アーサーは耳を覆いたくなるような奇声をあげつづけている  


冒頭の経緯。遺された遺児のために、ボニーは無給ながらも家庭教師として屋敷に残った。そんなある日、無口で無愛想なスティーブン卿が現れ、後見人だと知らされる。
スティーブンも寝耳に水な話ながらも、後見人としての職務を全うしようと悪戦苦闘を始めるが、ヘンリーの落馬をきっかけに、本来この屋敷に来た目的をボニーに明かした。
亡くなった子爵は何者かに狙われていると助けを求める手紙をスティーブンに送っていたのだ……。

というわけで、誰にねらわれているのかプチミステリーが入りつつ、二人の絆が深まっていくという王道な展開。ほっとなシーンもそれなりに楽しめる。
さくっと読むぶんには悪くないのだが、全体的に浅いので、なんとなく物足りないかな。犯人が判明するあたりは、もう少しひねりが欲しいよな…とか。
至福のクッキータイムに、顔を出さずにいられないスティーブンが可愛かった。

海外ロマンス 読了一覧



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